なんか人気本だったので、読んでみることに。
序章 ウェブ社会―本当の大変化はこれから始まる
via:目次
第1章 「革命」であることの真の意味
第2章 グーグル―知の世界を再編成する
第3章 ロングテールとWeb2.0
第4章 ブログと総表現社会
第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
第6章 ウェブ進化は世代交代によって
終章 脱エスタブリッシュメントへの旅立ち
最初読んでみてまず思ったのが、作者がgoogleマンせーなんじゃないかと。
ひたすらgoogleの技術をベタ褒めしている感がどうしてもぬぐいきれなかったのだが。
実際にはgoogleマンセーというわけではなさそうです。
もちろん氏が単純にgoogleマンセー、Web 2.0マンセーしているのではないというのは氏の「よき」読者であれば皆知っている。GoogleのClass A Stockを最初に批判した日本語は氏の口から発せられている。
via:ウェブ善悪論 - 書評 - ウェブ進化論
確かに上の批判は本書の後半に書いてありました。
本書は、今、ITでは何が起きているのか、果たしてそれによって世の中がどう影響されているのかを鋭く描いた内容かなと。
特に2002年以降のITの進化について書いてあったな。
よくITの話を聞くと脊髄反射的に、「お前の言っていることはチンプンカンプンでわけがわからない。」と言ってしまう方に強く勧めたい一冊。
その中でもタイトルにも書きましたが、IT業界で働く子供を持つ親に勧めたいと思った。
「子供がやっていることはわけがわからんのです。」と即答する前に、以下に、世の中に与える影響が大きい仕事に従事しているか噛み締めてほしい。
これは筆者もあからじめ想定していたらしく本書のあとがきにも記載されていました。
それ以外には、ITの善悪論についてかなり紙面を割いていました。
基本的に、ITの技術を善として捉えているので、悪の部分については「そーなんだー」程度にしか受け止めなかった。
まーこれも筆者は同様に感じていたと思う。
きっと、若い人が本を手に取ったらきっと著者と共感できるだろなー。
その都度、その都度、持った気持ちに対してすぐに著者が代弁してくれているような気持ちにもなれたから。
しかし、著者は、40代後半の人なのによくここまで若い人に気持ちに理解をしめしながら書けたなー♪
やはりシリコンバレーで働くこととはそういうことなのかとしみじみ思いつつ本書を読み終えることにした。
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