2010/05/22

[本]ラクをしないと成果は出ない

ちょっと時間がかかりましたが、読了
ラクをしないと成果は出ない
ラクをしないと成果は出ない
日垣 隆

第1章 基本編
第2章 インプット編
第3章 ネットワーク編
第4章 撃退編
第5章 独立編
第6章 継続編
第7章 組織編
第8章 時間編
第9章 アウトプット編
第10章 生活技術編

via:目次

本書は、弾さんが、これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ないのエントリーですごく推奨されていらっしゃったので、購入しました。
(最近、文庫化されたので、そちらのイメージを掲載します。)

ビジネス書が文庫化されるというのは、売れている証拠にもなるので、本書は、そういった意味できちんと評価されているんだなーっと客観的に判断できます。

本書が、素晴らしいのは、全部で100の項目を10章にわけて、見開き2ページで構成していること。
でかつ、タイトルとページの最後の文言でその内容をおおまかに把握することができるので、再度、読む時にも便利です。
(おもてなしがきちんと行き届いている♪)

で、肝心の内容の方ですが、ちょっと重複している内容があって、それは一つの項目でいいんじゃーないのかなーっと突っ込みたくなるときが多々ありました。

具体的には、項目54:「何をしないか」を明確にしていくと項目90:「必要でないこと」は極力やらないってこれってほとんど同じじゃんと思ったり(タイトルを読んでもそう思いませんか??)、後は、全体的に、物事を定性的にではなく、定量的に捉えて視覚化していくっていう主張が多かったなー。
(だいたい、
項目71:会議は一規格につき二度だけで終える
項目72:決済は火曜日の午前10時半から、と決めておく
項目73:探し物は一ヶ月で合計一時間以内に
項目85:数値目標とその根拠を明白にもつ
項目94:加齢とともに遊び時間を増やしてゆく
が、それに該当します。)

他には、最悪な状況がいつ起こってもいいようにしっかり準備をしておけっていう主張も多かった。
(これもだいたい、
項目63:自分の「忘れグセ」を前提に、「忘れても、できる」仕組みをつくる
項目75:「遅刻してしまった!」を先にイメージする
項目91:死以外の悲劇は、10年後に必ず人生の肥やしになる
項目95:最悪の事態を想定し、その兆候が出たら動く
項目100:大切な人は命がけで守る
)

と書いていくと、もう少しコンテンツの圧縮ができたのかなーっと。

でもまー繰り返し読む事で脳に定着させるという意味ではいいと思いました。

本書で書いてあることを読む前に既に実行していて、実際に人生に豊かさをもたらしてくれたことがありますので、生きた実証もあるということを最後に述べて本エントリーを閉じます。

項目3:自分にできないことをしている人を素朴に尊敬する。
→ここ一年で出会った方達は、どなたもすごく尊敬している。
項目8:気になったら、まず買う
→次に買おうと思ったらない場合もあり後悔する。
項目13:立ち読みは書店ではなく家の中でする
→いつでも本に戻ることができる(内なる対話)
項目15:興味がわいたことは講演やセミナーに出て全体像と情報源を一気に押さえる。
→去年は、iPhoneのイベントに参加し、勉強になった。
項目19:発行部数数千部のメルマガや専門誌や白書類にたくさん目を通す。
→3月から有料のメルマガに登録してしまった。電子上かつ有料での定期購読は初。すごく楽しい。
項目20:図書館に行けば行くほど「無駄遣い」になる
→図書館がどこにあるかわからない、かつ返す時間を考えると行くのがメンドイ。
項目45:商売道具への投資はケチらない。
→一昨年の冬のボーナスで家内に泣きついて交渉し、初macをゲット。おかげでiPhoneアプリをリリースできた。
項目81:ノウハウはどんどん公開する
→ノウハウ以外にも、どんどんブログでこうしてエントリーを書いてまぁーす♪

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