2010/08/02

任天堂のwiiに見るwebの将来

先々月ぐらいにHTML5: W3C Widget とその応用を考える会に参加した時に、初めて知ったのですが、実は、任天堂のwiiでwebアプリケーションを実行することができるそうです。

下記でも紹介されています。

インターネットチャンネルの今回の機能強化の中で,最も注目すべきなのはウィジェット機能に対応する「ウィジェットビューモード」の導入であろう。Opera社が提供する専用のWWWサイト(widgets.opera.com)にWiiからアクセスすると,Wiiで利用できるウィジェットがダウンロードできるしくみ。現在すでに,カレンダー,ニュースリーダー,ネットラジオなど「100個弱のWii用ウィジェットを配布中」(Opera社東京オフィス広報)であるという。

via:任天堂がWiiのWWWブラウザー機能を改良,ウィジェットやUSBキーボードに対応

任天堂のホームページに情報はないのかなーっと調べたところ、こちらに、インターネットチャンネルに少しだけありました。

この動きは、大々的に発表されていないようですが、かなり衝撃的な動きだと思いました。

というのも、まだ対応しているhtmlのバージョンは、4ですが、将来バージョン5に対応したり、既にFlashは使えるので、かなりリッチなアプリケーションを作る事もできるし、やろうと思ったらゲームアプリを開発することも可能です。

つまり、もっというと、ひょっとしたらパッケージなしのゲームソフトが本格的に普及する第一歩かもしれない。
3rdパーティのゲームアプリを作る人がたくさん増えれば、もっと発展していく可能性もあるし、今回は、ゲーム端末だが、これが、もし、テレビ上でwebアプリケーションを動かすことができれば、ゲーム端末を買わなくても、テレビ上でゲームをすることができたり、クラウドを使えば友達の家のテレビでデータをコールし、自分の家と同じデータで友達と遊んだりすることができる。さらに、XMPPプロトコルが使えれば、テレビ経由でチャットを行うことができます。

ひょっとしたら、google tvはそんなことを意識した動きなのかもしれない。



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