2011/05/17

[本]傷だらけ日本経済につけるクスリ―ホリエモン謹製

読了


1章 食糧自給率、上げる必要あるんですか?
    食糧自給率には、大量に捨てられている食糧は計算に入ってないんですよ
    食の安全保障の点では、世界的より局地的な食糧危機を考えた方がいい
2章 大新聞、生き残りをかけた再編はあるか?
    新聞は特権的立場でいろいろ許されてきたけど、今や実売部数はジリ貧
    インターネットの普及で、新聞は淘汰されていって、文化財になる
3章 郵政民営化見直し論、本当に怖い問題とは
    郵貯・かんぽというガリバー会社の運用資産がどう使われているか知ってますか
    郵政を再国営化して、国債のバラマキに使われないよう、国民は監視を!
4章 電気自動車ビジネスで産業構造が変わる
    電気自動車の登場で覇権を握るのはベンチャー企業でしょうね
    電気自動車時代にはエネルギー革命が起きると思っています
5章 個人メディアはマスコミを凌駕するか
    Twitterは確実に新聞を超えるメディアになりつつありますね
    記者クラブって、実は利権の象徴で、情報を独占してきたツケが今きている
6章 まだまだ広がる、電子マネーの経済効果
    電子マネーは支払いもポイントもオールインワン、お釣りなしで店のメリットも大
    機能が携帯一つにおさまるようになれば、カード類で財布が分厚くなることもない
7章 事業仕分け・科学技術振興予算は国民を幸せにするか
    事業仕分けを見て思った。結構大盤振る舞いだなあと……
    企業が研究分野に寄付できるよう、税制を変えればいいわけで……
8章 iPhoneがライフスタイルを変えそうな予感
    iPhoneは高度なことをやっているわけじゃなくて、見せ方の勝利なんですよね
    日本の携帯電話は高機能でも、なかなか世界に出ていけないのは、こんな理由
9章 合法カジノは日本の重要な収入源になる
    賭博が禁止されているのに、パチンコが合法って憲法9条みたいなもん
    沖縄の新しい観光資源としても、カジノはもってこいですよ
10章 二極化するアパレルブランドの行方とは
    ファッションの安売りもここまでくれば極まったもんだなと……
    超高級か低価格かの二極化が進み、中途半端では生き残れなくなっています
11章 遅すぎたJAL再建の行く末は
    JALはここへきてまだ、親方日の丸から抜け出せない
    JALのコスト意識のままでは、再建は非常に難しいと思う
12章 羽田新幹線開通で変わる空港の役割
    設備の充実が進む羽田にさらに新幹線が通れば、成田はいらなくなりますよね
    航空業界と鉄道業界が連携すれば、それぞれの利便性を高める道を探っていけます
13章 司法制度改革阻止を目論む検察庁
    鳩山首相の献金問題落着で司法制度改革はどう変わるか
    検察の暴走の怖さをちゃんと国民に知らせなければと思っています
14章 メディアの寡占が招く偏向報道
    メディアの偏向をもたらす原因の一つは記者クラブの特権にあるんですよ
    報道の独占によって、メディアにとって都合の悪いことは国民には報道されない
15章 iPadなどタブレット端末で書籍やテレビが変わる
    iPadが進化したら、いずれパソコンを手放すかもしれない
    紙にこだわる人は一部だけ。電子書籍の登場は出版の仕組みを変えます
16章 シーシェパードのテロ的な行為
    海外の紛争は思想的対立によるゲリラ戦の時代になってきています
    海の上の違法行為に対しては日本は毅然と抗議すべきです
17章 宇宙開発・民活への可能性は
    宇宙開発競争の末、アメリカはロシアの船を使わせてもらうことになります
    宇宙開発を民活に踏み切ったアメリカに日本も見習うべきところがあります
18章 JALが導入予定の国産ジェット機とは?
    高い技術力の国産ジェット機がビジネスとして成り立つ可能性は……
    すでにある優れた日本の技術をなぜ世界に売り込まないのか?
あとがき

via:目次

「ホリエモンのビジネスウィークリー」の書籍化

口語体で書かれている部分が多かったので、読みにくかった。

後、章同士で結構、内容が重複している部分も多かったかなーっと。

内容自体は最近の時事ネタなので結構おもしろかったかなと。




このエントリーをはてなブックマークに追加

0 コメント:

コメントを投稿