2011/09/17

[本]夜の銀座の資本論

こちらも読了

クラブへようこそ
夜の銀座は信用取引の世界
夜の銀座は見栄の世界
夜の銀座は二流を一流にする
夜の銀座のポートフォリオ
夜の銀座のリスクマネジメント
ナンバーワンは美人が絶対条件か?
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パッション1年、セックス3年…
華麗なる愛人生活
夜の銀座のブランド戦略
お給料交渉の現場
七転び八起きの精神
オーナーママの憂鬱
お金にモテる人の「品格」

via:目次
家内が持っていたので、ちょっと借りました。
(というか、なんちゅう本を持っていたんだ。)

銀座のママである著者の経験や見聞から、夜の銀座のクラブで働くホステスの実態に迫った一冊。
読んでみて実感したのは、やはり、ハイリスクハイリターンな職業なんだなーということ。
これは、著者自身認めている。
ってか、自分自身に対する投資コストがすっげー。
本書によって、いかにホステスが、リクスを背負って懸命(賢明)に働いているか垣間みることができます。

ちょっと横道にそれるのですが、第9夜のタイトルが「パッション一年、セックス三年。。。」とあったので、実際のホステスのセックスに迫った内容なのかなーっという下心丸出しモードで読んだのですが、全然、そんなことは書いていませんでした。一回もクラブには行ったことがないので、すっげー知りたいなーっと思っていたのですが。

こうして感想を書いてみると、クラブのホステスさんの業務内容が把握できたのだが、これとキャバクラの違いってなんなのだろうか?と思ってしまった。
これは単なる情報不足及び勉強不足に伴う疑問だと思うので、後でグーグル先生にお伺いを立てることにしよう。

震災後に、本書を手に取ったため、この部分に疑問を感じないわけにはいかなかった。
第11夜 夜の銀座のブランド戦略 162ページ
資産家の方が代々保有している銘柄の筆頭格は、電力株です。
まじで!!今回の震災によって、上記の銘柄が必ずしも安定しているとは限らないということが明らかになってしまった。
ここで書きたいのが、たとえでかい企業でも安心できないし、安定もしていないということ。

最後に、
第6夜 夜の銀座のリスクマネジメント 102ページ
また投資先が、潰れてしまったら株式は紙切れになってしまいますので、投資先はまず潰れそうもない、時価総額が大きい国際優良企業の株式や国際に投資
「投資先はまず潰れそうもない」とあるが、これってどうやって、判断するの?
時価総額が大きいだけで本当に大丈夫?
大量に負債を抱え込んでいてもおk??

とちょっと疑問に感じたので、突っ込んでみた。
心配なのは、国際優良企業というのは、主観が混じってしまい、客観的に分析するのが難しくなるんじゃーないのかなーと思ってしまった。

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