親父が持っていたので、読んでみた。
数学という理論だらけの世界で飯を食っている作者が、理論を否定している、なんという作品なのだろうか!!第1章 近代的合理精神の限界
via:目次
第2章 「論理」だけでは世界が破綻する
第3章 自由、平等、民主主義を疑う
第4章 「情緒」と「形」の国、日本
第5章 「武士道精神」の復活を
第6章 なぜ「情緒と形」が大事なのか
第7章 国家の品格
だったら、数学の教授なんて、やめてしまえと思うのだが。
しかも、その教授のもとにたくさんの人が教えを請うているのだから。その人たちを裏切る行為とは言えないのだろうか?
その時点で、著者に品格があるようには思えない。
確かにそうなんですよー。本当にもうこの発言やめてほしいと思っちゃいますよー。しかしその対案はどうかというと、数多の類書と同じく、「昔はよかった」「やっぱ武士道」といった感じで、藤原氏の批判力の限界が露呈してしまっている。
via:自由と平等の間には
しかも、逃げるような言い方かもしれないが、こんな世の中を作ったのは、今の大人達ではないだろうか?
さらにいうと「国家」に「品格」っている?
今の首相は、「ドジョウのように泥臭く汗をかく」と品格と結びつかないような政治を展開しようとしている。
それがいいかわるいかは別として。
著者も、はっきりした「品格」の定義を持っていなかったようなのだが。。。
なんか、最終的にどうなんでしょう?本書は?って感じでした。微妙。
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