読了
日本交通を経営している3代目 川鍋一郎が、実際にタクシーに常務して現場体験を行うという内容なのですが、ものすごいリアリティーを感じた。
タクシーに乗るたびに運転手大変なんだろうなーっと漠然と思っていたが、本書で確信を得た。
やっぱり大変なんだと。
言葉で表現するのは簡単なのだが、現実を知るにはやはり本書のような存在はとても貴重。
しかも、
そう。社長に就任した時点で1800億円の会社の負債を背負っており、すごいなーっと感心というか、なんというか。「なんという贅沢な環境だろう」。そう。この人はまさにオプティミズムが制服と腕章を付けているような人なのだ。このオプティミズムがあってこそ、1900億円という負の遺産を受け継いで倒れるどころか事業を立て直すことが出来たのだ。
via:本物の王子 - 書評 - タクシー王子、東京を往く。
逆に、当事者だったら、どうだろうと思うと、ぞくっとした。
ただ一点気になったのは、池袋営業所の時に、どうして、ホームグラウンドである霞ヶ関や品川の方まで行ってしまったのか?
池袋の場合、新宿、神楽坂、板橋、渋谷、つまり西東京中心に営業した方が、営収がもっとあがったんじゃーないのかなーっと。
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