読了
そうだったのか! 中国 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)
池上 彰
本書を通して中国の現代史を知ることができたのは大きい。第一章 「反日」運動はどうして起きたのか
via:目次
第二章 毛沢東の共産党が誕生した
第三章 毛沢東の中国が誕生した
第四章 「大躍進政策」で国民が餓死した
第五章 毛沢東、「文化大革命」で奪権を図った
第六章 チベットを侵略した
第七章 国民党は台湾に逃亡した
第八章 ソ連との核戦争を覚悟した
第九章 日本との国交が正常化された
第十章 (とう)小平が国家を建て直した
第十一章 「一人っ子政策」に踏み切った
第十二章 天安門事件が起きた
第十三章 香港を「回収」した
第十四章 江沢民から胡綿涛へ
第十五章 巨大な格差社会・中国
第十六章 進む軍備拡張
第十七章 中国はどこへ行くのか
21世紀の中国の光と影
今後、いや、今も中国の存在は我々日本人にとって重要な存在だからだ。
こんなに抑圧された人生を過ごしているとどうなってしまうのだろうか?考えるだけで恐ろしかった。
それを象徴するかのように暴動が起きていると書いてあった。
今はネットで検閲されているとはいえ情報は入ってくるのでその頻度が確実にあがっていると思う。
この国に生まれてよかったと改めて思い知らされた。
ただ残念だったのは、最後の21世紀の中国の光と影のところで、G2によってアメリカと中国が経済活動を決めてしまうのは恐ろしい的なことが書いてあったんだけど、決めて何がまずいのか?それは著者の先入観ではないのだろうか?と思ってしまった。
だったら、日本が積極的にアメリカと話をして決めればいいと思うのだが。
もっとガンガンガンガン先頭をきって諸外国と話しをして決めればいい。
そうしないこちらもいけないと思うのだが。
というわけで、将来の政治家を選ぶときは、今後の目指すべき方向を確認して選挙にいきたいものですね。
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