2016/05/05

[本]不透明な時代を見抜く「統計思考力」(文庫版)

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不透明な時代を見抜く「統計思考力」 (日経ビジネス人文庫)
神永 正博
日本経済新聞出版社
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第1章 基礎編 データを見る
1 生データを入手する
真実はデータにあり
数学が出来る=年収が高い?
自分にとって重要な数字を頭に入れておく
アメリカ・ベンチャービジネスの幻想
2 データを図にする
データを時系列のグラフにするとよくわかる
検証 若者の読書離れはほんとうか?
本は売れなくなっているのか?
インターネットは本の敵?
読書離れしていない若者とは?
昔と今の大学生はイコールではない
結局、読書離れしているのはだれか?
それでも本は読まれている
検証 小泉構造改革は格差を拡大したのか?
格差を測るものさし―ジニ係数とローレンツ曲線
公式統計を見る(1) 日本のジニ係数からの検証
公式統計を見る(2) 完全失業率からの検証
公式統計を見る(3) 非正規雇用のデータからの検証
データ集めのむずかしさ(1) 新しすぎる概念<ワーキングプア>
データ集めのむずかしさ(2) データの信頼性という問題<生活保護>
データ集めのむずかしさ(3) 数え切れない数<ホームレスとネットカフェ難民>
国の豊かさを測る(1) 平均給与
国の豊かさを測る(2) 1人当たりの実質GDP
国の豊かさを測る(3) 貯蓄ゼロの世帯
検証結果をまとめる
ジニ係数は万能ではない
デフレの正体?
検証 連続する事件や事故に関係があるのか?
似たようなニュースが続く理由
航空機事故は流行るのか?
地震は続く―ポアソン分布の怪
すべての事件に物語があるわけではない
3 専門外のデータはこうして読もう
バイオ燃料が地球を救う?
木を見て森も見る
第2章 中級編 データを読む
1 基本をおさえる――平均と分散
「平均」値が実感と合わないのはなぜ?
庶民とお金持ちはここが違う
株価の動きは読めるのか?
株価の動きに規則性はあるのか、ないのか?
中学数学でわかる標準偏差
標準偏差はなぜ2乗してルートを取るのか?
2 足したら出てくる正規分布
ゆがみにご注意――ワイプル分布
3 一を聞いて十を知る――大数の法則
なぜ、開票率0%で「当確」が出るのか?
アンケートは偏ることもある
4 「べき分析」の重要性
奇跡の公式―ブラック・ショールズ評価式
株価は正規分布にならない
平均・分散が存在しない世界
安全な資産運用は幻想である
5 因果関係と間違えるな――相関
勉強が好きなら成績もいい?
勉強時間が増えれれば成績が上がる?
「相関が高い」と言えるとき、言えないとき
相関係数は曲がったことが嫌い
関係ないのに相関係数が高い話
第3章 上級編 データを利用する
1 未来を予測する
経済予測はなぜプロでもむずかしいのか?
ブラック・スワン
人口はわたしたちに未来を語りかけている
失業率のニュースをどうとらえるか?
出生率の読み方
人口ピラミッドで日本のこれからを読む
中国の繁栄はいつまで続くのか?
2 思考を錬磨する――オープンコラボレーション
ロジカルな議論の実践――共産党の国会質問
3 自力で考えることの最大の敵
統計・文献ガイド

via:目次
文庫版になったので改めて購入。

単行本から4年がたっているので統計データなどがアップデートされ考察もより一層深みのあるものとなっているので、今だとこちらを購入した方がいいかもしれない。

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