読了しました。
CAPTER01:オブジェクトに基づくソフトウェアの作成
via:目次
CAPTER02:Objective-Cのプログラム
CAPTER03:継承とクラス
CAPTER04:オブジェクトの型と動的結合
CAPTER05:リファレンスカウンタを用いたメモリ管理方式
CAPTER06:ガーベジコレクション
CAPTER07:NSObjectクラスとランタイムシステム
CAPTER08:Foundationフレームワークの重要なクラス
CAPTER09:カテゴリ
CAPTER10:抽象クラスとクラスクラスタ
CAPTER11:プロトコル
CAPTER12:宣言プロパティとアクセサ
CAPTER13:オブジェクトのコピーと保存
CAPTER14:メッセージ送信のパターン
CAPTER15:アプリケーションの構造
CAPTER16:例題: 簡易画像ビューア
CAPTER17:例外とエラー
CAPTER18:スレッド
CAPTER19:分散オブジェクト
CAPTER20:キー値コーディング
本書は、objective-cをあますところなく網羅した現在入手できる中で最もバイブル的な存在といえる作品。
objective-cの入門書としても最適ともいえる。
がしかし、本書は、後半になるとちょっとコードの誤植が多いように思える。
後、サイトを見に行ったのですが、正誤表が見当たらなかったのは、調査不足なのだろうか?
後、本書は、「objective-c」の入門書であって、決して、「プログラミング」んの入門書ではないことに注意したい。
読む上に当たって、「C言語」の知識は必須である。
わざわざ、「int型」は・・・
とか、
関数定義の方法やら
は残念ながらでてこない。
C言語に加えて、Javaも少しかじっているとさらに理解しやすいかもしれない。
同じオブジェクト指向の言語なので、「Javaでいうところの○○○だ」と脳内変換しながら読むことができるからである。
ただJavaよりも若干難しいようにも思えるかもしれない。
(実際に、そう思った。)
というのも、メモリ管理が登場するからである。
(メモリ管理だけで判断するのも、どうかと思うのだが)
後、propertyの概念もJavaになかったような気がしたので。
Java++の++部分が、ものすごく濃厚なんですよね。
そういった技術的なことに加え、オブジェクト指向を使った代表的なデザインモデルも登場するからなおさらである。
delegate
MVC
など。。。
それにしても、本書を読んで、改めてC言語の大切さを思い知らされました。
しかも、Javaと同様にObjective-Cでは多重継承を許してないのですが、それを許してしまっているC++ってどうなっているんだよ?と改めて言語としての難しいさを認識することになりました。
大学の時に、C言語をやったのですが、宿題をほぼ友達にまかせっきりだったので、こうなるんだったら、もっとちゃんとやっておけばよかったといまさらながらに後悔しました。
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