2010/06/27

[本]頭のいい段取りの技術

こちらも堪能

第1章 「段取り」とは一体なにか?
第2章 余裕を生み出す「予定・時間管理」の段取り術
第3章 仕事スピードが上がる「環境・情報整理」の段取り術
第4章 超効率アップ!「知的作業」の段取り術
第5章 できる人の「コミュニケーション」段取り術
第6章 「ゴチャゴチャ仕事」の段取りのつけ方・動かし方─実践編
終章 段取りの目的は人生を楽しむこと!

via:目次

ひょっとしたら、ここまで具体的かつプログラマー視点の仕事術の本を読んだことがなかったかも。

そう、著者は、元プログラマーなので、合理的かつ論理的に仕事を進める方法、つまり、段取りについてフォーカスしている本でありました。

読み進めていくと、すでに実行していることがあり、特にバッファを使った工数見積にすごく納得してしまった。

会社に入って驚いたのは、バッファを取らず工数を見積もっていたこと。
急な仕様変更やバグ、不具合、プログラム難易度の設定ミスから工数が遅れてしまう可能性が十分にあるし、現にそんなことはしょちゅうなのに、早く仕事を進めるのがお客様のサービスだと思っているのか、ギリギリの工数で算出していたため、いつも納期に遅れる結果になり、以後の案件ではバッファをとるように、後輩社員ながら、いつも直訴していました。

バッファをとることで、作業する社員に心の余裕ができるし、早くできてしまった場合は、他の案件に時間を割く事ができるとうれしいことずくめ。
他にもいくつかバッファを取る理由があるのですが、話がずれてしまうので、それはまた今度。

かつさらに具体的な方法については本書で確認を。

しかし、著者の用心深さに驚くばかりでした。
ここまで、用心深くなるためには、日々の注意力を鍛錬する必要があるのかと。

またアイデア創出法も納得、納得。
考えこんで出るわけでもなく、日々、想像していくことが重要なんですね。
しかも、出てきた瞬間にメモることも大事。

こうして、書いてみると、日々、意識して生活をしていくことが、段取りをする上で大切なんだなーっと。

段取りを駆使して仕事を効率的に処理したい方は、必見。

弾さんの本当に頭のいい一冊 - 書評 - 頭のいい段取りの技術も是非、参考に

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