休暇中にこちらを読了
第1部 「希望」論―人間編
via:目次
第2部 「希望」論―未来編
第3部 「希望」論―社会編
第4部 「希望」論―ベーシック・インカム編
堀江さんと仏教の考えとのコラボ企画という形で出版された本らしいのですが、そこまで仏教臭さを感じず、むしろ、なくてもいいのかもと思うぐらい、仏教に関しての内容は薄かったです。
自己同一性という観点から脳をシリコンに徐々に切り替えていくという考えがあったが、この考えに結構倫理的に反感を喰うだろうなーっと思ってしまった。というのも、直接的な関係はないかもしれないが、代理出産をテレビで見ても、結構、問題になっていたりするので。
幸福という言葉を抽象的な概念にとどめることなく科学的なアプローチで解説をしているところも興味深かった。
ここはちょっとという部分で、東大時代の回想録がありましたが、正直、なくてもいいんじゃーないのかなーっと思ってしまった。
というのも、著者自身大学に通っておらず、かつ、宗教学を専攻した理由も深い意味はないと本人自身何回も言っているのに、何度もそこにフォーカスしてインタビューされていたような気がした。
なんで、この部分を入れたのだろうか?疑問に思ったまま読み終わってしまったそんな一冊でした。
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