2011/05/03

[本]君がオヤジになる前に

ドンドン本を読んで行きます。

25歳の君へ(起業という選択
本当の働き盛り ほか)
28歳の君へ(結婚と保険と
「待つ」という言い訳 ほか)
32歳の君へ(クリエイティビティとは
人脈とスキル ほか)
35歳の君へ(利益を生む経営
友人と包容力)
38歳の僕へ(充実した人生の定義)
対談 「これから」を生きる君へ(福本伸行×堀江貴文)

via:目次

25歳、28歳、32歳とそれぞれ人生の重要な時期と言えるタイミングで、各年代の若者が抱えている悩みに答えるのだが、すでに実行している部分もあって、なんだか、背中を後押ししてくれる気分になった。

例えば、「25歳の君へ」の部分で、

「この時代に必要なのは、行動と提案だ。」

と書かれているが、正直、新しい会社に入ってから、めちゃくちゃ提案している。
それこそ、会社の忘年会で、社長に提案したことすらある。
同僚からは感心されたが、普段、ワインバーで飲んでいるときも、知り合いの社長とガンガン議論するので、なんてことはないと正直思った。
当然、その時の提案は華麗にスルーされたが。
すべてがすべて、受け入れられるわけではない。
が、そのうち、何発かは的中する。

今は、なぜ提案が的中したのか、分析している状態で、だんだん理由がわかってきたので、後は、その仮説にそって検証していくという段階。(余談だが、仕事は提案職ではなく、プログラマーとして働いています。)

すでに、28歳で、3年分遅れているので、取り戻さないといけない。

最近、頭の中でぼんやり想像していたことも、本書では数多く記されていたので、すごく助かった。

例えば、誰も考えたことのないようなアイデアではなくても、他人のビジネスモデルをまねることで、利益を出す事は可能なんだなーっということを漠然と想像していた。しかも、へたをすれば、必ずしも、1番最初に乗り込まなくても2番手、3番手の方が逆によかったりなんてことを考えていたのだが、そのものずばり、「スタートは人マネでもいい」というタイトルで、同じことが書いてあった。しかも、考えついたネタも同じで、ソーシャルゲームを例に書かれていた。それって本書に書かれていることをさも、自分も考えついたことのように書いているんじゃーないのーって思うかもしれませんが、他の事例でいうと、iPhoneの写真アプリがそれに当てはまると思った。しかも、twitterと連動しているアプリなんて、それこそ反乱しまくっている。かつ、PhotobucketやFlickrといった、もともと、webサイトから発展してその延長で、iPhoneアプリを出しているところではなくて、最初からiPhoneアプリがメインというところも、結構ある。

あげた例は、ネットばかりだが、当然、それ以外の業界でもあるんだろうなーっと容易に思いついた。

ここで重要なのは、2匹目、3匹目のドジョウを狙いに行くには分析がものすごく大切なんだろうなーっと。

違うところでは、将来の不安や、老後の不安なんて、消えることはないんだろうなーっと堀江さんの他の書籍を通して想像していたら、これもまた、「老後の不安なんて消す方法なんてない」というタイトルで、がっつり書いてあった。
気持ちの持ちようなんだろうなーっと。

あがり症の克服方法なんかもためになりました。

そんなわけで、本書では、数多くの日常考えていた疑問の答えが数多く書かれていたので、本当に助かりました。

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