2009/04/25

[本]これぞ、the入門書-労働法のキモが2時間でわかる本

先週、本社で面談があったのですが、そこで、業務に関連する知識を深めるということを目標にされてしまったので、やっていますよーという意思表示で、本書を紹介。



1章 「ウチは美人を採用します」そんなのアリ?◎募集・採用
2章 その給料、最初の話と違うじゃん◎労働契約
3章 サービス残業と持帰り残業どちらがお得?◎労働時間・時間外労 働・割増賃金
4章 休憩時間にパチンコはマズイのか?◎休憩時間
5章 接待ゴルフは休日出勤になるのか◎休日
6章 残業が多いヤツは管理職にしてしまえ!?◎管理職の労働時 間等
7章 釣り三昧のあの人がクビにならない理由◎年次有給休暇
8章 ウチの会社は「完全歩合給」ですけど何か◎賃金支払い
9章 労働基準法は女性の味方◎女性雇用のルール
《年少労働者保護のルール》
10章 社長が金庫にしまう秘密のモノ◎就業規則
11章 「クビだ!」と言ったら負け◎解雇
12章 労働基準監督署の調査の話

via:目次

実は、本書を既に、一年前に読了していたのですが、なぜか書かなかった。

きっかけは、小飼さんのブログこんな「労働法本」を待っていた! - 書評 - 労働法のキモが2時間でわかる本というエントリーを読んで、即買いをしました。

特に、

本書は、全ての章が、[物語]→[それに関連する労働法の理念]→[労働法に沿った物語の解釈]→[物語の結末]という順番で書かれており、四コママンガのようにわかりやすい。

via:こんな「労働法本」を待っていた! - 書評 - 労働法のキモが2時間でわかる本

と、

労使双方とも、一人一冊用意してオフィスのデスクに置いておきたい一冊だ。これがあったら私はもっと楽だったのに。

via:こんな「労働法本」を待っていた! - 書評 - 労働法のキモが2時間でわかる本

が決め手になりました。

いざ、読んでみると、本当に、マンガ感覚で、人事とか労務とか、そんな堅苦しいイメージを持つことなく読むことができて楽しかったです。

しかも、内容もしっかりしていて、章ごとの最後にまとめが入っているので、なにをやったのか復習することができてよかったです。

ここまでわかりやすく書けるってすごいなーと著者を感心しました。

簿記にしてもそうなのですが、最初は、マンガ、図や表、例などがふんだんに入ったわかりやすい本でないと理解できないタイプで、人事も例外なく、何冊か当たってみたのですが、どれもこれも小難しく書かれていて、全然、理解できないものばかりでした。
(幸い、簿記関連の書籍は、大学時代と、その後、2級簿記の本に出会えたので、助かったのですが。)

そこで、本書の存在ですが、本当に助かりました。

これこそ、人事・労務関連のエントリーとして位置づけられるのではないかと。

2時間と書かれていますが、通勤途中の電車で読むだけなら、1週間ぐらいで読み終えてしまいました。
全然、時間がかかりません。

もっと早く出会いたかった、そんな一冊です♪

でも、なんで、人事・労務系って良書が少ないんだろうなー。

どなたかおすすめの書籍とかってありますか?

0 コメント:

コメントを投稿