2010/05/16

[本]iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?

弾さんの紹介 - iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?で5月5日までapp storeで無料は威信されていることを知って、さっそく読んでみました。


■Chapter 1:「マイクロ化」するコンテンツ
■Chapter 2:Web2.0の本質は「永遠のベータ」にある
■Chapter 3:「原型」をデザインせよ
■Chapter 4「自分」こそ、最大のメディア
■Chapter 5:デジタルと融合する「身体性」
■Chapter 6:これからの10年を生き抜く

via:目次

初めてiPhoneで電子書籍を読んだのですが、まず最初に思ったのがページ数の多さ。
なんと612p!!

アマゾンの紹介ページだと256ページなのに、文字をでかくした分ページが増えてしまい、最初、見た時、さすがにこれは萎えてしまった。
電子書籍としてリリースする場合には、もう少し短い方がいいんじゃーないのかなーっと思わずにはいられなかった。
もう雑誌の1コーナーのような感じでいけばいいんじゃーないのかなーっと。
(本書でも雑誌の販売方法についていくつか言及がされていたが。)

確かにiPadにもリリースすればページ数は減るかもしれないけど、それはそれで何か別問題のような気がしなくもないのだが。

で話は変わって本内容なのだが、「結局、だから何なのさー??」だった。
というよりも、本から何かを得ようとしてはいけないのかもしれないが、ただ単純に著者が過去の事例をもとに、どうして、iPhoneとtwitterが成功したのかを解説しており、ここからが肝心なのだが、将来、具体的にどうなっていくのかが欠けていた部分があったと思う。

間違ってもいいのでもっと将来こうなるぞーという部分が欲しかった。
別に間違っている正解しているが重要なのではなくどうやってその考えに行き着いたのかの方が重要なのだから。

しかも本書は、twitterが何なのかわらない人には、当然、わからないままであり、さらにfoursquareなどの海外で流行っているサービスなども紹介されているので、ITに詳しくない方は厳しい内容だと思いました。
(サービスの説明は書いてあったが、具体的に使ってみないと実感わかないよー。)

というわけでまとめると、どうして成功したかの原因が気になる人にはいいかもしれないが、そこから何なのさーというさらに一歩突っ込んだところまでほしい人には本書は若干力不足を感じると思いました。

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