Google CodeのAPIは常に増え続けているのですが、その中の注目している一つに、Google Cloud Printというのがあります。
将来、Google Chrome OSがリリースされるのですが、基本的にこれは、全部のアプリケーションがwebアプリケーションとして稼働します。
すべてのアプリケーションがwebアプリケーションとはいえ、従来の時のように印刷をしたいと思う局面が当然あると思います。
に加えて、モバイル端末、デスクトップ端末が、世界中のどこにでもあるプリンタで印刷できるようにというコンセプトでこのGoogle Cloud Printが立ち上がったようです。
プリンタを使う上でもっともめんどくさいのが、毎回、毎回、ドライバをインストールしなくちゃーいけないということ。
それをドライバをインストールする必要もなく、さらに直接プリンタと接続する必要もないので、これはすごく便利なコンセプトだなと。
しかも、従来のプリンタの互換性も保てるのもいいですね。
詳細については、こちらにあります。
今は、まだ、フォーマットの部分がJSON、Text、XMLというところまでしか理解していないのですが、時間がとれたらもっと深く考察していこうと思います。
(フォーマットが上記の3つというのもGoogleらしいコンセプトだ。)
しかし、これが一般化すると、既存のプリンタ会社でドライバを作っている人ってどうなるんだろうか?
ってか、プリンタに付属しているCDをインストールすると、なんであんな余分なソフトがたくさん詰まっているのか不思議でしょうがない。
きっと、印刷代行業とかで少しでも利益に繋がればと思っているのかもしれないが、そのビジネスモデルってそもそもどうなの?と思ってしまう。(どれぐらいの人があのサービスを使っているのだろうか?財務諸表を見ればその一端を掴むことができるかもしれないが、めんどくさい。)
後、簡易印刷アプリとかあるけど、そんなにガチでいるのか?と思ってしまう。
ワードやエクセルにしろ印刷コマンドが普通についているので、いらないじゃんと。
いるとしたら、CDの上の部分を作る時。
これは確実に助けが必要なので、ソフトに従って印刷している。
今後も、このようにニッチな部分に関しては生き残っていくと思うんだけど。
話が横にそれたが、今回の、Google Cloud Printによって、その余分なソフトがなくなると思うとパソコンに余計な容量が喰われずにすむので、うれしい。
海外にしょっちゅう、行かれる方にも便利なサービスになるのではないのかと、今、このエントリーを書きながら思った。
というのも、ビジネスマンが作った資料を印刷したいという局面は多々あるので、その作業も、サクサクできてしまうし、さらに、ケータイで発見したクーポンや、サイトの情報などもシームレスに印刷できると思うと、需要って結構あるんじゃーないかなー。
環境面から考えるとPCとプリンタをつなぐコードが不要になるので、その分、資源を使わなくなり、結果的に、将来リリースされるプリンタの価格もちょびっと安くなればなーっと、淡い期待を抱いてしまう。
規格の話をすると、プリンタのシステムの標準化を各プリンタ会社ではなくて、Googleがやってしまうのも、なんとも皮肉な話だ。
こんな調子で、他のハードとソフトのコネクションの部分もどんどんGoogleに平準化されてしまうのだろうか?
話がいつも通り2点3点行ったりきたりしたが、今回の、Googleの動きも注目していきたい。
2010/07/19
Google Cloud Print
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