2012/09/29

[本]クチコミの技術

読了
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
コグレ マサト いしたに まさき

第1章 ブログ・メディアの登場
1-1 メディア化する個人ブログ
1-2 クチコミの正体
1-3 意外なコンテンツがアクセスを集める
1-4 消費者はすでにWeb2.0の渦中にいる
column ブロガーの本音 徳力基彦さん
第2章 ブログのクチコミ・パワー
2-1 クチコミの起こし方
2-2 継続は力なり
2-3 炎上とどう向き合うか
2-4 ふつうのブログがメディア化する瞬間
column ブロガーの本音 みらのさん
第3章 クチコミの効果測定
3-1 なぜサイトを評価する必要があるのか
3-2 サイト評価の方法
3-3 クチコミの効果を調べる
column ブロガーの本音 永沢和義さん
第4章 アフィリエイトとアドセンス
4-1 影の主役アフィリエイト
4-2 アドセンスという起爆剤
column ブロガーの本音4 栗先生さん
第5章 事例に学ぶクチコミのネタ
5-1 試用レポートが話題になるワケ
5-2 ソフトのクチコミはあの手この手
column ブロガーの本音5 ジェット☆ダイスケさん
第6章 開発者に聞いてみた
6-1 Movable Type日本語化の舞台裏
6-2 更新情報の収集とブログ検索

via:目次
ここまでブログが普及し、また様々なマーケティング手法も生み出されているので、今更感がするが、2007年当時、きっと本書は、新鮮だったに違いないと勝手に妄想。

クチコミの技術と書かれているが、実際、クチコミの起こし方については詳細に書かれていない。
複数件の事例をもとに、それを一般化したものにすぎなかった。
しかも、その事例も、5件程度掲載されているだけで、企業は、果たしてどう活かせばいいのだろうか?
いっそのこと、本書すべての内容を事例集にしたほうがよかったのではないだろうか?
しかも、失敗事例も含めて。
そうすれば、本書を手にとったIT担当者は、応用して自社に取り組んだのではないのだろうか?
本書をベースに本当にクチコミの足がかりを掴むことができるのか疑問に思った。

あとは、ブログの歴史、ブログが流行った経緯、google アドセンスやアフィリエイトなど、ブログ経由でなぜ、クチコミを起こす必要があるのかの理由が書かれているだけである。
これも、ネットの歴史的な本を読めば十分に把握できると思った。

さらに、MovableTypeの日本語化した担当者のインタビューが掲載されていたが、これって果たして必要だったのだろうか?クチコミとまったく関係ない気がするのだが。

クチコミの評価方法も、Google Analyticsではじめるテストマーケティングなどの他のgoogle analytics関連の書籍を読めば十分な気がするのだが、どうだろうか?

blogは日々書いているだけで面白くてためになるが、それで小遣いが入ればなおのこといい。しかし小遣いを最初から狙ってもうまくは行かない。そのあたりをどうすればいいのか?それは是非本書でご確認いただきたい。

via:書評 - クチコミの技術
これは、個人ベースでは適用できるかもしれないが、企業ベースだと難しいかもしれない。

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